市松・檜垣
09/17
黒地に桧垣模様と市松模様を組み合わせました。
桧垣模様
桧の細く薄い板を互い違いに編み込む網代編 みにした桧垣を模様にしたもの。檜垣、網代 ともいう。
市松模様
二色の色を交互に配置した格子模様の一種で 石畳模様・市松格子ともいう。江戸時代の若 衆方、女方として人気のあった歌舞伎役者、 佐野川市松が石畳模様の袴を舞台衣装に用い た事から流行した。
※初代佐野川市松(さのがわいちまつ・1722年 〜1762年)
江戸中期の歌舞伎役者。若衆山城国伏見(現 京都府伏見市)の出身。寛保元年(1741年) 江戸に下る。「高野心中」の小姓粂之助役が 大当たりし、この時の付けた石畳模様の袴の 柄が流行した。
※東洲斎写楽
「三世佐野川市松の祇園町の白人おなよ」を 描いています。襟と袖口が市松模様です。
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