枝垂れ桜
09/18
枝垂れ桜を蝋纈(ろうけつ)で染めました。 地は
小豆色で蝋纈の面白さを出す為に花は 敢えて仕上
げをせず、匂いだけ金泥で書きま した。
※蝋纈(ろうけつ)染め
溶かした蝋で模様を描いてから布を染める。 蝋を
落とすと蝋で描いた部分だけが染まらず に白く残
る防染技法。 蝋纈染め・夾纈(きょうけつ)染め・
纐纈 (こうけつ)染めの三纈(さんけち)のうち
のひとつ。
※匂い
花粉の事です。
※桜の名所といえば醍醐の桜
慶長3年(1598年)醍醐寺(京都市伏見区) にて
太閤豊臣秀吉が贅を尽くして開催した 盛大な花見
で有名になりました。
※土牛の桜
醍醐の花見、秀吉ゆかりの枝垂れ桜を日本画 家、
奥村土牛が晩年に描いた代表作「醍醐」 です。
この「土牛の桜」も樹勢が衰え枯死の 危険性あり、
稚樹を養成するため1998年より 住友林業株式会社
筑波研究所が研究に着手、 1999年組織培養による
大量増殖技術を確率。 2000年 4月クローン苗の
再生に成功、2004年3月、 世界で初めて開花さ
せました。同年11月醍醐 寺境内に移植しました。
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