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"zyuurokumusasi"

十六むさし

紙製の盤に駒を並べて勝敗を争う昔の子供の 玩具。
親駒1個の武蔵と子駒16個の捕り子 で競う昔の
ボードゲーム。形状は違うが現代 のダイヤモンド

ゲームの様な盤。その盤と駒 をデザイン。文楽・
歌舞伎「妹背山婦女庭訓」(いもせや まおんな
ていきん)の四段目・道行恋苧環 (みちゆきこい

のおだまき)に登場する娘 お三輪の衣装は緑地
にこの十六むさしの柄 です

※妹背山婦女庭訓
時代物(王朝物)の義太夫狂言。天智天皇の 時
代、帝位を奪おうとする悪役の蘇我蝦夷 (そが
のえみし)入鹿(いるか)親子 と帝を守り蘇我

の野望を断とうとする藤原 鎌足(ふじわらのか
またり)淡海(たんかい) 親子とその周囲の
人々の関係を描いた作品。

※歌詞の一部

古は神代の昔山跡の、国は都の初めにて、 妹背の
初め山々の、中を渡るる吉野川、塵も 芥も花の山、
実に世に遊ぶ歌人の、言の葉草 の捨て所・・・

※お三輪
三輪山の里、杉酒屋の娘。隣家の烏帽子職人 其原
求女(そのはらもとめ・藤原淡海の仮の 姿)と恋仲
になるが、淡海は入鹿の妹橘姫 (たちばなひめ)

と祝言をあげる。嫉妬で 逆上したところで鎌足の
家臣鱶七(ふかしち) に刺される。蘇我入鹿の力
を削ぐには爪黒の牝鹿(つま ぐろのめじか)の血

と嫉妬に狂う女の血が 必要であると鱶七に明かさ
れ、お三輪は恋し い淡海の役に立つと知り喜びな
がら苧環(おだ まき)を抱きながら死んで行く。

==追記==
お問い合わせのお客様の干支を入れて新しく染に
出しました。 ご要望がございましたら何なりと
お申し付け下さい。

 

 

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